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卒業式 [学校で]

 3月は卒業シーズンです。
 毎年のようにやっている卒業式も生徒にとっては一生に一度。でも生徒数も多くどうしてもベルトコンベアー式になってしまう。
 ところが、普通に学校に通ってこない、卒業式に参加できない不登校生とのための卒業式は一人ひとりにスポットが当たる。
 当たり前のように学校に来て、先生や親に迷惑をかけろこともなく普通に生活している生徒に対して、不登校の生徒たちは先生にも親にも過度の負担をかけている。そんな子ども達が普通の(という言い方も変だが)生徒よりも厚遇されるのは、毎年見ていて何か納得がいかない。
 まあ、最後まで迷惑の懸け通しということには変わりないが、そこまでしてもらっているという意識を彼らが持っているようには見受けられない。
 2年前、前任校で担任を持ったときに、卒業式で全員に卒業証書を渡したことがあった。不登校だった生徒も卒業式にだけは出席し、本番の卒業式だけで完結した。それが本来の姿だろう。これが特異な例であってはいけない。
 学校という所は、当たり前にやることをきちんとやる生徒があまりにも冷遇されている。だからはみ出したくなってしまうのかもしれない。掃除をさぼらずきちんとやる子、毎日遅刻せずに学校に来る子、そういう子たちこそ厚遇すべきではないか。社会に出たらそれが当たり前になるのだから。
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