かわいい子には旅をさせよ

　愚息Ｂが運転免許合宿に出掛けた。このご時世に合宿生活はちょっと心配だけど、一応大学でのワクチン接種の２回目から２週間以上経っているので、重症化することはないだろう。
　愚息Ａも運転免許は合宿で取った。免許取得後、家の車は一度も運転していないけどね。飲み会のある日の送迎くらいやらせたいんだけど、今や飲み会自体もないし。すっかりペーパードライバーだからちゃんと運転できるかどうかも心配だ。
　それに対して愚息Ｂは、原付も乗り回しているし、家の車を運転する気も満々なので、多少は使えるのかな。
　自分が運転免許を取った頃は、年齢万円かかると言われてたけど、今や年齢＋１０〜１５万円。免許取るところまでは面倒見るけど、あとは自分でやっておくれ。
　愚息が運転するようになると、自動車保険の年齢制限を外さないといけないんだけど、保険料は倍増する。一日保険をうまく使うしかないかな。

便利な世の中になりました

　愚息Ｂの大学から手紙が届いた。個人面談のお知らせ。
　大学生活が始まってひと月が経ったところで、オンライン個人面談があるらしい。親元を離れて一人暮らしをしている学生の親御さんにしてみれば、子どもがちゃんと大学生活を送れているのか心配なところ。オンラインならわざわざ出掛ける必要もない。
　さらに、オンラインで授業の出席状況や単位の取得状況までわかってしまう。ちゃんと大学に行って授業を受けているかも自宅にいながらにしてチェックできる。
　そこまでする必要あるのかなぁとも思えるけど。
　授業をサボってサークル活動だの学生運動などする時代でもないし、せっかく親の目の届かないところにいったんだから羽も伸ばしたいだろうにね。自分も愚息も自宅から通っているからそれほど必要性は感じないけど、オンラインで繋がるっていうのは便利ですね。

卒業証書

　入学式シーズンだというのに松任谷由実かよと思うかもしれませんが、そうではありません。
　愚息Ｂが入学した大学は、何を隠そう自分の母校。で、卒業生の子女は入学金と学費が割引になる制度ができたという。入学金半額と学費が年１０万円。これはでかい。
　すぐに書類を取り寄せたのはいいけれど、卒業生であることを証明するために学位授与番号が必要だという。要するに卒業証書に書かれている番号だ。
　学生番号は覚えているけど、卒業証書の番号なんて使うことないから見たこともない。早速卒業証書の探索が始まった。
　小中高の卒業証書はすぐに見つかったけど、大学の卒業証書がなかなか見つからない。免許更新の時に卒業証書と一緒にしておいた免許を出したので、棚の中にはあるはずだ。アルバムと一緒にしたか、別の場所に移したか。
　風呂上がりだというのに汗びっしょりになりながら、２０分後には発見できました。
　無事に書類を書いて翌日提出させたら、入学金は高大連携校割引ですでに半額になっているので、授業料だけしか適用されないって。それでも年間１０万だから４年で４０万。車を買い換えるのは無理だけど、アウェイツアーに出掛ける資金にはなりそうです。
　卒業証書も使い道があるって話でした。

入学式

　今日は愚息Ｂの大学の入学式。本人は大学に出掛けたけど、このご時世なので保護者は会場には入れない。家でライブ配信を見ていた。
　学長や理事長の祝辞は当然のこととして、来賓に某野党の副代表が来ていた。総長が某与党の最高顧問なのになぜ？そもそも政治家が入学式で挨拶なんて、当然政治の話も入ってきていて、大学の自治はどうなっているんだ？
　さらには入学式後に、特別講義として某副代表と総長への質問コーナーだと。まあ、質問もシナリオ通りなんだろうけど、原発の話から技術の話に持っていったり、政治と技術の関わりとかわかりやすく話してくれていた。見ていておもしろかったけど、うちの馬鹿息子には高度すぎてついて行かれなかっただろうな。帰ってきて話を聞いたら『半分寝てた』って。まあそうだろう。そもそも誰が話しているかさえ知らなかったんだから。
　先が思いやられるなぁ。

入学準備

　愚息Ｂの入学準備のために買い物に出掛けた。
　入学式で着るスーツと授業で使うパソコン。
　スーツは某紳士服チェーンの総本店。ここの売り場には他店の店長候補が立っている。なので見立ては信頼できる。愚息を見てその体型に合った商品をすぐに持って来た。最初に『寸法合わせで』と持って来た濃紺のスーツ。試着すると肩幅も袖丈もぴったり。礼服代わりにもできる黒と、就活にも使える紺の３点を並べた。たぶん着るのは入学式と婆さんの葬儀、その後が就活の時かな。でも普段使いに黒は難しいので、結局最初に持って来た濃紺になった。並べている時には値札が見えないようになってたけど、これが一番高いやつ。新入学用で半額になるというからそんなに気にしてはいなかったけど、税別69,000円の値札がついてた。これにワイシャツとネクタイ、靴を付けて７万ちょっと。
　次はパソコン。ヤ○ダ電機へ出掛けました。大学から送られてきているスペックに合うものを用意しないといけないんだけど、Windows機なんて買ったことないからどれがいいのかわからない。Macだと選択肢が少ないし、比較もすぐにできるから簡単なのにな。最終的には見た目で決まりました。Windows10の初期設定って、かなり面倒らしい。しかも起動した時に順番に出てくるわけでもなく、自分で設定ソフトを探して登録していく。全部やると６時間くらいかかるって。その設定を頼むと３万くらいになるって。MacなんてAppleID入力して終わりだよ。Timemachine使えば同期もすぐにできる。時間はかかるけどね。
　で、ポイント使ったり有料年間登録会員になると割引と値引きで初期設定費用が12,000円くらいにできるっていうから、それでお願いしちゃった。足下見られている気もしないでもないけど、３万円取れる初期設定って何？素人じゃ無理でしょ。結局こっちが12万円くらい。合わせて20万円ですよ。
　入学金や授業料が子女割引で20万円戻ってくるっていうけど、全部こっちに流れちゃった。
　入学後には教科書代とかまだまだ初期費用がかかります。こういうところに国は補助してくれないんだよなぁ。

卒業式

　愚息Ｂの卒業式でした。
　しかし、このコロナ禍、保護者の参加はできず、YouTubeでの配信となりました。配信のいいところはアーカイブが残るところ。
　仕事の合間に呼名のところだけちょこっと覗きました。学年全部を見ていたら時間ばかりかかる。家に帰ってから入場、呼名を愚息のクラスだけ見て、校長式辞と卒業生答辞を見て、最後退場。１時間半の卒業式を３０分で観終わった。
　休みを取って、学校まで出掛けてというのもいいけど、見たいシーンだけ見る、繰り返し見るというのも利点だよね。
　時代が変わると常識も変わる。そういう転機と考えましょう。

チャレンジ

　昨日書いた愚息Ｂの受験問題。同じ大学の別学科を後期受験して、そちらに受かれば払い込んだ入学金等はそのままそちらの費用に転用できるようです。なので再チャレンジするという結論になった。
　学費は投資だから仕方ないよね。損得は何年後じゃないとわからない。それでもこの３ヶ月、今までにないくらい勉強している。ここまでのツケを一気に払っているわけだ。
　あと１週間、付き合ってあげましょう。

さあ、どうする

　いまだ卒業後の進路が決まらない愚息Ｂ。そこへ今日速達が届いた。先日６学科受けてかろうじて唯一補欠になった大学の繰り上げ合格通知。
　本人は来月の後期試験を受けるつもりでいたのだけれど、学費の納入期限はその発表日よりも前。行きたい学科は別のところで、合格したのはとりあえず一番倍率の低いところと書いておいた学科だ。
　これを没にして再チャレンジするか、ここで決めるか。後期試験の出願はまだしていないので、受験料はまだ払っていない。今回の手続をして、再受験した場合、希望の学科に受かった時には８０万円を捨てることになる。それはあまりにもでかすぎるでしょ。
　最終的には本人が決めることだけど、どうするか決めかねている。出願締め切りは明後日。とりあえず明日、高校の進路部長に報告と相談をするそうだ。
　さあ、どうする！

オープンキャンパス

　今日は愚息Ｂに付き合って、専門学校のオープンキャンパスに行ってきた。
　そもそもこの時期のオープンキャンパスは２年生対象じゃない？３年になって今の時期って。
　現在大学入試の結果待ち。その間に次の手を打てって進路指導部長直々に司令があったそうです。
　概要をパワーポイントで見た後は個別相談。なんと担当者は愚息Ｂの高校の卒業生で、進路指導部長が担任だったそうです。ここまでの経緯や親の職業まで情報がすでに伝わっている。このまま書類を出せば合格通知がもらえるところまで話が進んでいるらしい。
　まあ、実際に通うのは愚息Ｂですから、本人のやる気がなければどうにもならないのですけどね。ここまで進路選択を先延ばしにしてきた付けを一気に払ってます。高校も必死だよね。浪人は極力出したくないから。というか、浪人したらもう進学は無理だろうし。
　親にできることは書類に印を押して、学費を払うだけですから。

ボーナスは出たけれど

　マスコミでも報道されたように、期末勤勉手当が支給されました。
　平均年齢を超えているので、平均支給額よりは多くいただけるのが年功序列のこの世界。
　だが、しかし、この金額では愚息Ｂの入学時納入金すら賄えない。学資保険が２月に払い込まれるので、それで初年度分は何とかなるとして、そのあとはどうなるんだ？ここから先、昇給もままならないのに。
　ボーナス全部年末ジャンボにつぎ込んだら増えるかなぁ。減るよなぁ。