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ナイゲン@果報プロデュース [演劇]

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 13:30開演 花まる学習会王子小劇場
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 #キャラメルボックスの #山本沙羅 が主宰する #果報プロデュース の作品。キャラメルからは #大滝真実 #石川彩織 #生田麻里菜 が参加している。#ナツヤスミ語辞典 の時に入団2年目の山本がプロデュース公演をやるというのも「おやっ?」っと思った1つのきっかけなんだけどね。
 自分は知らなかったんだけど、この作品はあちこちでいろんなバージョンで上演されているらしい。実際来週には暴力団バージョンというのが上演される。初演は2006年で2012年に今の形ができあがったらしい。千葉県立国府台高等学校で実際に行われている文化祭の「定会議」のことだという。要するに各クラスが文化祭の出し物をどうするかというのを、各団体の代表者と実行委員会で検討する。
 自分も高校時代に文化祭の実行副委員長をやったけど、さすがに各クラスの企画の中身にまでは踏み込まなかったのなぁ。
 舞台はその丸3日に及んだ会議がまさに終わろうとするところから始まる。役者はみんな20代だけど、当て書きかと思うほど高校生。ただ、今時の高校生にこれだけの議論ができるかどうかはちょっと疑わしい。学校から突きつけられた問題にどう立ち向かうかという、まさに彼等にとっての闘いなんだけど、いったい何と戦っているんだろう?
 前半のコメディパートは、話があちこち脱線しながら大爆笑の渦。
 後半はみんなが協力して1つのものを作り上げていく。それを成し遂げるために団結していく姿が感動的だ。
 そして大ラス。作者が自分の分身とも言えるといったような発言をした、3年生で昨年の実行委員長の最後の抵抗。果たしてこの会議の結果は勝利なのか服従なのか。
 人はそれぞれの正義のために戦っている。人の数だけ正義がある。自分の正義が必ずしも他人の正義と一致しないばかりか、他人の正義とは相反することが多い。だから人は戦うのではなく議論するのだと思う。傷つけ合うのではなく、より良い結果を出すために。この芝居の本質ってそこにあるんじゃないのかな。
 時間制限のために時計が使われ会議がリアルタイムに進んでいくし、ある意味密室劇なので、役者は基本出突っ張り。客席は舞台を挟んで三方向にあるので、どの席に座るかで舞台の見え方もまるで違う。何度も見たいけど、明日で終わっちゃうんだよね。
 1つ気になったのは、この芝居の前段、三日間の会議で何を話し合っていたんだろう?あそこで問題点が指摘されるとなるとねぇ。
 終演後、真実ちゃんとツーショット写真を撮ってもらえたのはラッキーでした。
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 今日のYWP、5944歩。
 北千住も遠いけど、王子も遠いよ。
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